ワイズコンサルティング・グループ

HOME サービス紹介 コラム グループ概要 採用情報 お問い合わせ 日本人にPR

コンサルティング リサーチ セミナー 経済ニュース 労務顧問 IT 飲食店情報

百貨店の母の日セール、消費好調で各社増収【表】


ニュース 商業・サービス 作成日:2013年5月14日_記事番号:T00043635

百貨店の母の日セール、消費好調で各社増収【表】

 百貨店業界の母の日セールが12日終わり、遠東百貨(ファーイースタン・デパートメントストアズ)が前年のセール期間よりも8.5%増収となる60億台湾元(約200億円)を売り上げるなど、各社が軒並み好業績となった。業界は第1四半期の売上高が前年比1.6%減(644億元)と不振に見舞われていたが、母の日セールで盛り返した形だ。14日付工商時報が報じた。

 遠東百貨は、昨年の母の日セールでは、板橋大遠百(メガシティー)と台中大遠百(トップシティー)の開業後間もない時期だったプラス効果で49億元を売り上げた。このため今年は目標売上高を54億元に抑えたが、この目標を1割以上上回る結果となった。特にトップシティーは前年比約26%増、メガシティーは24.7%増と好調だった。

 新光三越百貨は、期間中の売上高が業界最高の80億元以上で、前年のセール期間から2%増となった。

 太平洋崇光百貨(太平洋そごう)の売上高は35億元で同2%増だった。ブランド品が10%成長したほか、小型家電の販売が好調だった。

 なお台北駅に隣接する京站時尚広場(Qスクエア)の売上高は5億5,000万元で、同7%増となった。観光客の増加が売上高に貢献した。