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モトローラ超低価格携帯、奇美通訊が受注


ニュース 電子 作成日:2007年12月14日_記事番号:T00004369

モトローラ超低価格携帯、奇美通訊が受注

 
 奇美通訊(CMCS)が、モトローラから来年新しく発売される超低価格携帯電話の受注に成功したもようだ。14日付工商時報が伝えた。

 インド市場でシェア10%の回復を目指すモトローラが来年発売する新シリーズ携帯では、華宝通訊(コンパル・コミュニケーションズ)と奇美通訊(CMCS)との間で受注競争が起きていた。奇美通訊は親会社、鴻海集団の幹部がモトローラとの協議に乗り出し、競争力のある受注価格を呈示して獲得に成功したようだ。受注台数は3,000台以上とみられ、来年第2四半期の出荷予定だ。

 ただ、今回の受注価格は現行コストを大きく下回るとされる。奇美通訊は部品のグループ内調達の利を生かす以外に、携帯電話チップ供給メーカーにも値下げをさせてようやく受注に成功しており、今後この後遺症が現れる可能性もある。