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広達、100ドルパソコンが好調


ニュース 電子 作成日:2007年12月14日_記事番号:T00004373

広達、100ドルパソコンが好調

 
 広達電脳(クアンタ・コンピュータ)が受注した100ドルパソコン「XO」の出荷が11月より始まり、12月の出荷台数は15万台が予想されている。部品メーカーは、従来予想の100万~200万台にはほど遠いが、先行きは明るいと見ている。14日付経済日報が報じた。
  
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 今後は、毎月少なくとも8万~10万台以上を出荷できるという予想だ。米国で11月12日に2週間の予定で始まった、1台購入すれば別の1台が途上国に寄付される「ギブ1ゲット1」キャンペーンが12月末まで延長されており、単月売上高は200万米ドルに達する可能性もある。

 共同開発したマサチューセッツ工科大学(MIT)のNPO(OLPC)が契約する各国・地域で初出荷となった南米のウルグアイには、既に第1便で1,000台が届けられた。2便は7,000台で、数カ月以内に10万台を出荷する。

 華碩電脳(ASUS)の超低価格ノートブック型パソコン(ノートPC)「EeePC」に電池の供給不足の恐れがある一方、100ドルパソコンはリン酸鉄リチウム電池を使用しており、影響は受けないと経済日報は指摘している。