ワイズコンサルティング・グループ

HOME サービス紹介 コラム グループ概要 採用情報 お問い合わせ 日本人にPR

コンサルティング リサーチ セミナー 経済ニュース 労務顧問 IT 飲食店情報

遠東航空のアモイ空港持ち株、合弁3社が取得へ


ニュース 運輸 作成日:2007年12月17日_記事番号:T00004390

遠東航空のアモイ空港持ち株、合弁3社が取得へ

 
 遠東航空(ファーイースタン・エア・トランスポート)はこのほど、中国福建省アモイ市のアモイ空港貨物ターミナル(廈門航空港貨站)と貨物倉庫(廈門航空港航空貨物倉儲)に対する持ち株各12%の放出を決めた。放出株式は同社と共同で出資している中華航空(チャイナエアライン)、台湾航勤(TAS)、長栄航空(エバー航空)が均等に取得し、台湾側の出資比率を49%に保つ方向で調整が進んでいる。遠東航空による売却計画は、財務体質の改善が目的。17日付経済日報が伝えた。

 遠東航空は3億台湾元(約10億5,000万円)での売却を提示しているが、売却額は確定していない。これまでに出資比率は中華航空傘下の台湾航勤が13%、中華航空、長栄航空、遠東航空が各12%、中国側の廈門航空港集団が51%だった。

 廈門航空港貨站は2001年の中台民間航空業協定での合意に基づき、03年に設立された。中台の民間航空業界による初の合弁案件だった。