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益航トップ、東森得易購を買収か


ニュース 商業・サービス 作成日:2007年12月17日_記事番号:T00004392

益航トップ、東森得易購を買収か

 
 バラ積み貨物の益航(ファースト・スチームシップ)の陳恒逸董事兼総経理が、テレビショッピング大手の東森得易購を80億台湾元(約280億円)で買収するとの情報が流れている。益航は投資計画の存在を否定しているが、陳恒逸氏が個人的に投資を行う可能性もある。17日付経済日報が伝えた。

 市場では双方が既に契約に達したとの情報もあるが、東森得易購の林登裕董事長はコメントを避けている。東森得易購はグループの経営危機に伴い、事業譲渡先を模索しているが、120億元以上での売却を希望しているとされる。他にドイツ銀行などが名乗りを上げているもようだ。

 陳恒逸氏は投資界では有名な人物で、昨年2月に迅東投資法人の代表として益航の董事に就任し、直後に総経理にも就任した。現在台湾土地開発の民間資本側の董事も務めている。

 東森得易購の広報担当者は「話がまとまるまでは、不確定要素が多い。どのパートナーにもオープンな態度を保っている」と述べた。