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中国カルフール、台湾製商品を直接買付


ニュース 商業・サービス 作成日:2007年12月17日_記事番号:T00004393

中国カルフール、台湾製商品を直接買付

 
 中国家楽福(カルフール)集団は提携先の中国・中商集団を通じ、台湾製商品を直接調達する。既に調達先として13社の域内企業を選んだもようだ。17日付工商時報が報じた。
 
T000043931

 中商集団傘下でカルフールの代理商、配送専門の中商集団経済合作は17日、対外貿易発展協会(TAITRA)上海事務所の招きで来台する。調達する台湾製商品は、スナック菓子、調味料、ソフトドリンク、めん類などで、300~500品目を増やす予定。カルフールは来年の売上高で50%以上の成長を見込んでおり、貿易会社などを通さないことで利益を増やす狙いだ。

 
 中国では台湾製食品の需要が高まっており、輸入商品全体では1年当たり30%成長している。量販店が客層ターゲットとする富豪層は現在700万人、富裕層が6,500万人。

 カルフールは1995年に中国に進出、現在104店を展開し、輸入食品を販売しているのはそのうち88店。昨年台湾製商品の総売上高は2,000万人民元(約3億750万円)だった。