ニュース 石油・化学 作成日:2013年5月31日_記事番号:T00043967
経済部能源局(エネルギー局)の統計によると、現在、台湾全土で営業を行うガソリンスタンド(GS)の数は2,534カ所で、2年前の2,640カ所から106カ所減少した。過去20年間にわたり増え続けたGSが飽和状態に達し、個々の給油量が減ったことが背景にあるようだ。31日付中国時報が報じた。
台湾のGSは主に「台湾中油(CPC)系」と「台塑石化(フォルモサ・ペトロケミカル)系」の2大グループに分かれるが、過去2年間の減少数は台塑石化系が67カ所と、CPC系の39カ所を大きく上回った。なお地域別では桃園の減少が最多となった。
台塑石化の曹明総経理によると、多くのGSで1日の給油量が12キロリットル以下に減っており、中には経営が成り立たない1〜2キロリットルまで落ち込むGSもあるという。
CPC主管によると、20年前に1リットル当たり1台湾元(約3.4円)余りだった利益は現在同2.58元まで上がっているが、給油量の減少に加え、土地の使用料や人件費が上昇しているため、経営状態は厳しくなっているという。
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