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成霖が中国子会社増資、北京五輪の商機狙う


ニュース その他製造 作成日:2007年12月17日_記事番号:T00004397

成霖が中国子会社増資、北京五輪の商機狙う


 浴室衛生設備の成霖企業(グローブ・ユニオン)傘下の麗舎生活国際(ホーム・ブティック)は、中国の高級台所・浴室用品市場の開拓のため、麗舎生活貿易(上海)への100万5,000米ドルの増資を決定した。17日付工商時報が伝えた。

 麗舎上海の現在の資本金は524万米ドル余り。欧米の台所・浴室用品有名ブランドの代理販売を行っており、成霖グループの中国進出の先導役を務めている。今年4月、上海に旗艦店をオープンして以来、売上高は急速に成長し、単月で黒字を出すまでになった。

 成霖によると、麗舎は来年の北京五輪を控え、新築の大型ホテルの台所・浴室設備受注を狙っており、すでに部分的に契約を獲得したケースもあるという。今後北京、深センにも新店舗をオープンさせる予定だ。成霖の第1~3四半期純利益は昨年同期比51%増の6億5,000万台湾元(約22億6,000万円)。