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小型車輸入の世界割当、国瑞が最多


ニュース 自動車・二輪車 作成日:2007年12月17日_記事番号:T00004403

小型車輸入の世界割当、国瑞が最多


 日本を除く全世界からの2008年小型自動車輸入割当が正式に発表された。合計9,487台の割り当てのうち、トヨタ自動車の台湾生産メーカー国瑞汽車分が2,914台と最も多くなった。台朔汽車(フォルモサ・オートモービル)が台湾区車両公会に提出した今年の生産台数は蘭DAFのトラック組立わずか4台だったが、公会は生産を継続していると見なし162台を割り当てた。
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 台湾区車両公会によると、輸入割当決定に占める比重は、域内部品メーカーへの発注金額が60%、市場シェアが30%、残りの10%は各メーカーの基本割当となっている。

 業者によると、域内自動車市場は2年連続の不景気で中華汽車工業、裕隆日産および台湾本田などの大手も日本からの輸入割当でさえ消化できない状況だという。今年は、レクサスとトヨタ車の販売好調により、国瑞の輸入割当を使用して販売する和泰汽車だけが、日本および全世界枠で得た計1万1,000台の輸入割当を、年末までにすべて消化できる見込み。15日付工商時報が伝えた。