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華碩、ベトナム進出を棚上げ


ニュース 電子 作成日:2007年12月17日_記事番号:T00004405

華碩、ベトナム進出を棚上げ

 
 華碩電脳(ASUS)は16日、ベトナムやインド、ロシアと比較した場合、やはり中国の経営コストが最も低いとして、近い将来ベトナムに工場を設置することはないという考えを表明した。

 来年からの労働契約法施行などコスト上昇要因により、中国に進出している台湾エレクトロニクス企業は、鴻海精密工業と仁宝電脳工業(コンパル・エレクトロニクス)が相次いでベトナム進出を決めているが、華碩は独自の判断をしたようだ。

 同社によると、来年の分社後に受託製造を受け持つ和碩がこれまでベトナムやインドなどに調査員を派遣し投資環境を探ってきたが、ベトナムは依然として従来型産業を主としており、流通インフラも十分ではなく、人口も8,000万人しかないため、すぐに飽和状態を迎えると見て計画の休止を決定したという。17日付経済日報が伝えた。