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91歳の台プラ王永慶氏、健康の秘訣は娘婿にあり?


ニュース 社会 作成日:2007年12月18日_記事番号:T00004411

91歳の台プラ王永慶氏、健康の秘訣は娘婿にあり?


 「台湾の松下幸之助」の異名を持つ「経営の神様」、台塑集団(台湾プラスチックグループ)の創業者である王永慶氏は、既に91歳ながら先日はベトナムを訪れて健在ぶりを示した。血色が良く、かくしゃくとした姿はとても超高齢者とは思えない。台湾の誇る石油化学王国を築き上げた経営手腕もさることながら、健康管理にも優れていることがうかがえる。

 実は、王永慶氏には健康を管理する名参謀が存在する。王氏の娘婿(第3夫人との間にできた長女の婿)であり、同グループ傘下の長庚生物科技董事長でもある楊定一氏だ。

 王氏から絶大の信頼を得ている楊定一氏とは、一体どのような人物なのだろうか?7歳でブラジルに移民した彼は、子供の頃から天才だった。13歳で医大に入学し、17歳で腫瘍理論を発表。20歳の時、わずか1年半で博士号を取得し、その後大学で教鞭をとり、若干27歳で学部主任に就任している。

 楊氏は、義父の王氏が30年以上続けてきたタオル体操に改良を加え、タオルを使わなくてもその場でできる独自の回転ストレッチ体操を編み出した。「筋肉をつけることで新陳代謝を促すことができる」というのが彼の持論で、各種の運動を融合させたこの体操を毎日30分続けると、新陳代謝が良くなるそうだ。

 現在、3つの博士号を持つ楊氏は、漢方と西洋医学を融合した予防医学を研究しており、音による治療など、「2、30年後にはどの教科書にも載るだろう」と自身の理論に自信満々だ。

 こんな娘婿を持つ王永慶氏は、まだまだ健康な長生きを享受できるかもしれない。