ニュース 電子 作成日:2013年6月11日_記事番号:T00044157
電子製品の受託生産大手、緯創資通(ウィストロン)の5月売上高が586億6,300万台湾元(約1,940億円、前月比15.88%増)で、初めて仁宝電脳工業(コンパル・エレクトロニクス)を上回った。ブラックベリーの需要増を受けて携帯電話の出荷台数が310万台(前月比72%増)と、タブレット型PCとともに過去最高となるなど、ノートパソコン以外が大きく貢献した。11日付蘋果日報が報じた。
コンパルの5月売上高は530億1,800万元(前月比7.2%減)だった。
米インテルの最新CPU(中央演算処理装置)「ハスウェル」搭載ノートPCの発売が貢献し、和碩聯合科技(ペガトロン)の5月売上高は720億5,100万元(前月比10.16%増)で、ノートPC出荷台数は140万~150万台(同40%増)。広達電脳(クアンタ・コンピュータ)は610億8,000万元(同0.5%減)で330万台(同13.8%増)だった。
業界関係者は、PCブランドは新製品の出荷分が売り切れるまで在庫を補充せず、月末に緊急受注が発生すると予測。先行きが不透明でコンスタントな受注の可能性は低いと予想した。
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