ニュース 電子 作成日:2013年6月17日_記事番号:T00044237
半導体パッケージング・テスティング(封止・検査)大手、矽品精密工業(SPIL)の林文伯董事長は14日、半導体産業の今後の見通しについて「下半期は上半期より良い。ハイエンド封止・検査需要は四半期ごとに増大し、供給不足となる」と語り、同社は中台で生産能力の拡充を進める考えを示した。中央社電などが15日報じた。

彰化工場のウエハーバンピング生産ライン。14日に行われた株主総会の後、林董事長自らが報道関係者らを案内し工場見学を行った(14日=中央社)
SPILは先ごろ、今年の設備投資額を当初の113億元から149億台湾元(約470億円)へと引き上げたが、これは主に彰化工場および新竹検査工場の拡充に充てる計画だ。
彰化工場の各種生産ラインの月産能力は、フリップチップのチップ・スケール・パッケージ(FCCSP)が最大4,000万個、ウエハーバンピングは最大7万枚、SiP(システム・イン・パッケージ)は最大700万個まで拡充可能で、今回の投資により今後2年の需要に対応できるという。
また、現在FBGA、PBGAパッケージングを主とする中国・蘇州工場(江蘇省)にもFCCSPラインを設置する計画で、今年末までに月産能力が100万個に達する見通しだ。
なおSPILは現在、中部科学工業園区(中科)での新工場設置に向け、当局の審査を待っているが、これが認められなかった場合、蘇州工場の拡張で対応する可能性があると表明した。
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