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台湾製自転車、カナダがAD関税継続


ニュース その他製造 作成日:2007年12月18日_記事番号:T00004424

台湾製自転車、カナダがAD関税継続

 
 カナダ政府は17日までに、台湾と中国から輸入する自転車に対する反ダンピング関税の適用を5年間延長することを決めた。ただ、適用対象は本船渡し価格で225カナダドル(約2万5,300円)以下の自転車に限定され、50カナダドル以下のフレームも対象から除外されたことから、高級車種中心の台湾メーカーへの影響は軽微とみられる。18日付経済日報が報じた。
 
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 カナダは台湾と中国から輸入する自転車に1992年12月から反ダンピング関税を適用し、5年ごとにカナダ国際貿易裁判所が再審査を行ってきた。

 業界統計によると、今年1~9月の台湾のカナダ向け自転車輸出は5万3,100台で、輸出量全体の1.54%を占めるにすぎない。カナダ向けの平均単価は429米ドルで、高級車主体の市場となっている。