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太平洋そごう経営権争い、李恒隆氏を名誉毀損で告訴へ


ニュース 商業・サービス 作成日:2013年6月19日_記事番号:T00044277

太平洋そごう経営権争い、李恒隆氏を名誉毀損で告訴へ

 遠東集団(ファーイースタン・グループ)の徐旭東董事長は18日、百貨店大手、太平洋崇光百貨(太平洋そごう)の経営権争いに関連し、筆頭株主の太平洋流通投資(太流)の李恒隆前董事長に名誉を毀損(きそん)されたとして、刑事告訴する方針を明らかにした。19日付中国時報が伝えた。

 太平洋そごうの経営権争いは、今年5月の最高行政法院による判決で、ひとまず遠東集団が勝利する形で決着している。これまでの両者の対立で、李前董事長は遠東集団による太流の40億台湾元(約130億円)の増資登記が「文書偽造」に当たると主張し、新聞広告を掲載するなどしていた。

 徐董事長は「李前董事長の言動は我慢ならないものだ」とし、弁護士と相談の上、刑事告訴を決めた。

 経営権争いにひとまず決着が付いた現在、刑事告訴の立件に関連する対立は、徐董事長と李前董事長の感情的な泥仕合の様相となってきた。