ニュース 電子 作成日:2013年6月19日_記事番号:T00044287
「液晶パネル調達の女王」の異名を持つ白為民・中国電子視像行業協会(CVIA)副会長が中国の大手テレビブランドから成る調達団を率いて台湾入りし、今年の台湾からの液晶パネル調達は計3,000万枚、45億米ドルとの見通しを示した。なお、過去数年間、毎年6月に訪台して大規模なパネル調達を行ってきた同調達団は、中国国内の生産能力が向上していることなどから来年以降は中止されるとの見方も出ているが、白副会長は「2015年までは45%のパネル不足が続く見通しで、再来年までは継続する」との考えを示した。19日付蘋果日報などが報じた。

白副会長によると、中国における液晶パネル生産量は昨年が2,400万枚。今年は4,400万枚に拡大し、同国のパネル自給率は約30.1%に上る。中国の液晶テレビ生産台数は今年1億2,000万台と予想されることから、約7,000万枚の液晶パネルを海外から調達することになるという。
白副会長はまた、中国の大手パネルメーカーは現在6〜7基の第8.5世代工場設置を計画しており、2015年末までに中国メーカーによる液晶テレビ用パネル年産能力は8,264万枚に拡大すると語った。
このほか今後の締結が予想される中韓FTA(自由貿易協定)により韓国製パネルがゼロ関税の恩恵を受け、台湾メーカーが打撃を受けるとの懸念が出ているが、これについては「台湾製パネルのゼロ関税化が韓国より後になることはない」との見方を示した。
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