ニュース 電子 作成日:2013年6月19日_記事番号:T00044288
DRAM大手の南亜科技(ナンヤ・テクノロジー)の総経理と華亜科技(イノテラ・メモリーズ)の董事長を務める高啓全氏は18日、DRAMのモバイルデバイス向け需要が爆発的に高まっていることを受け、今後3年間は供給不足が続くとの見通しを示した。不足状況は2GB(ギガバイト)換算で、▽2013年、5億7,100万個(3%)▽14年、13億1,300万個(5%)▽15年、21億7,700万個(7%)──と予測した。19日付工商時報などが報じた。

高董事長は、パソコン用DRAMの需要は年々低下している反面、モバイルデバイス用は過去3年で20倍の成長を見せていると指摘。一方でDRAMメーカーはその間、新工場の建設に手を付けておらず、今後も数年はその計画はないと語り、生産能力の拡大は18インチウエハーの時代に突入してからになるとの見方を示した。
一方、「液晶パネル調達の女王」の異名を持つ白為民・中国電子視像行業協会(CVIA)副会長が調達団を率いて台湾入りしているが、今年は液晶パネルだけでなく、DRAMにおいても長期調達契約を結びたい考えだ。高董事長は、世界のDRAM市場は韓国が掌握している状況だと指摘し、DRAMメーカーを持たない中国は台湾との提携を強化することでDRAM不足を解決できると分析した。
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