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張忠謀TSMC董事長、来年の景気を悲観


ニュース 電子 作成日:2007年12月18日_記事番号:T00004429

張忠謀TSMC董事長、来年の景気を悲観

 
 景気観測の正確さで定評のある張忠謀台湾積体電路製造(TSMC)董事長は17日、米国でGDP(域内総生産)成長率が2四半期連続で落ち込んだことを実際に見た上での感触として、「景気が落ち込む可能性はかなり高い」という見通しを明らかにした。18日付工商時報が報じた。

 張董事長は、「景気に対する見方は、1~2カ月前とは変わった」とし、「米国の消費力が下降する中では、再度の利下げによって景気を刺激しようとしても効果には限界がある。来年の景気は恐らく楽観できない」と指摘した。

 一方、半導体業界に関しては、「現在、生産チェーンの中で在庫はかなりバランスが取れている。ゆえに楽観している」と語った。