ニュース 金融 作成日:2013年6月19日_記事番号:T00044290
台湾銀行はこのほど、ATMでの1日当たりの引き出し限度額を8月1日より現行の10万台湾元から15万元(約48万円)に引き上げると発表した。今後市場の反応を見て、郵便局や台湾土地銀行、合作金庫商業銀行などの政府系銀行も追随するとみられる。なお、1回当たりの引き出し限度額は、現行の台湾銀ATM利用で3万元、他行ATM利用で2万元に変更はない。19日付工商時報が報じた。
限度額引き上げについて台湾銀行は「急な入院などの場合10万元では足りないこともあり、顧客の利便性向上を図りたい」と説明した。同行の預金残高は3兆3,700億元、口座開設数は1,000万口座でいずれも台湾最大を誇る。
現在、地場銀行の1日当たり引き出し限度額は、大手では中国信託商業銀行(中信銀)が12万元、比較的小規模な万泰銀行が同20万元、華泰銀行が同15万元としているが、ほとんどの銀行は10万元に設定している。一方、外資系はシティバンク(花旗銀行)が同30万元、スタンダード・チャータード銀行は同20万元としている。
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