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TSMCとアップル、3年間の受託生産契約か


ニュース 電子 作成日:2013年6月24日_記事番号:T00044363

TSMCとアップル、3年間の受託生産契約か

 24日付電子時報によると、ファウンドリー世界最大手、台湾積体電路製造(TSMC)はこのほど、米アップルと3年間の長期契約を結んだもようだ。契約には20、16、10ナノメートルの先進製造プロセスによる受託生産が含まれるという。まず、アップルが2014年に発売するとされるiPhone新機種向けプロセッサー「A8」を今年11月にTSMC内部でパッケージング・テスティング(封止・検査)、12月に少量(6,000~1万枚)出荷する見通しだ。これについてTSMCは「ノーコメント」としている。

 設備メーカーによると、TSMCは第2四半期に入り、A8用とみられる設備の搬入作業を加速しており、将来的には南部科学工業園区(南科)の「Fab14」P4~P6工場がアップル専用になると指摘した。

 また、P5~P6工場への設備搬入計画によると、14年第1四半期までに20ナノプロセスで5万枚の生産能力の設備が整う見通しで、そのうち2万枚分は16ナノプロセスにも対応可能とみられる。同年第2四半期からは16ナノプロセス用の設備を搬入し、第3四半期末から次世代プロセッサー「A9」、「A9X」の生産に入るもようだ。

 ただ電子時報は、3年にわたりTSMCから一定量の調達を行う契約を交わしたとしても、これはアップルがTSMC以外に委託しないことを意味するものではないと指摘。リスク分散を考えれば、「A9X」はインテルが受注する可能性もあると分析した。