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彩晶がシンテックの筆頭株主に、CF不足に対応


ニュース 電子 作成日:2007年12月18日_記事番号:T00004438

彩晶がシンテックの筆頭株主に、CF不足に対応

  
 パネルメーカーの瀚宇彩晶(ハンスター)は17日、液晶パネル用カラーフィルター(CF)の安定供給を図るため、CFメーカー、和キン光電(シンテック・フォトロニック、キンは金3つ)に17億1,500万台湾元(約60億円)を追加出資し、持ち株比率19.55%の筆頭株主となった。18日付工商時報などが報じた。

 彩晶は現在、第5世代工場でのマザーガラスの生産能力が月産13万枚、CFの自社生産能力は9万枚で、残りの4万枚を和キンから調達する。

 今回は和キンの大株主、華俐投資の株式100%を取得することで、和キンの株式12.98%を間接的に追加取得する。同社はこれによって和キンの董事4席以上を獲得できるが、周定輝彩晶総経理は「経営に参入するつもりはない」と強調している。

 和キンの張文毅董事長は17日、2009年第1四半期には展茂光電(AMTC)の第5世代CF工場を買い取ることができると語っており、今後同社は台湾最大のCFメーカーとなる見通しだ。