ニュース 電子 作成日:2013年6月25日_記事番号:T00044382
25日付電子時報がタッチパネルメーカーの話を基に報じたところによると、タッチパネル搭載ノートパソコンの需要が予測を大きく下回っており、ブランド顧客や受託メーカーから厳しい値下げ要求を突き付けられているようだ。業界では当初、今年のタッチパネル搭載ノートPC浸透率は12〜15%に拡大すると予測していたが、10%以下にとどまる見通しとなってる。
業界ではこれまで、下半期はOGS(カバーガラス一体型)タッチパネル生産能力の拡大や新機種の投入に伴い、タッチパネル搭載ノートPC需要が高まると予想されていた。
しかし、最近明らかになりつつあるブランドメーカーの新機種発売計画によると、第3四半期に投入されるタッチパネル搭載ノートPC新機種の数は予想を大幅に下回るのみならず、単一機種の出荷量も3万〜5万台、主力機種でも10万台と小規模にとどまる見通しだ。
こうした状況の中、タッチパネルメーカーは値下げ圧力にさらされており、1インチ当たりのタッチパネルモジュール価格は現在、上半期の4〜4.5米ドルから3.5〜4米ドルに下落。多くのメーカーは低価格での受注増を図っているが、ブランド顧客の値下げ要求はさらに厳しく、2.5〜3米ドルまでの引き下げを求めているという。
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