ワイズコンサルティング・グループ

HOME サービス紹介 コラム グループ概要 採用情報 お問い合わせ 日本人にPR

コンサルティング リサーチ セミナー 経済ニュース 労務顧問 IT 飲食店情報

クアンタの下半期出荷、5割増予測


ニュース 電子 作成日:2013年6月25日_記事番号:T00044385

クアンタの下半期出荷、5割増予測

 ノートパソコン受託生産大手、広達電脳(クアンタ・コンピュータ)の梁次震副董事長は24日の株主総会で、下半期にタブレット型パソコンの大量出荷が始まり、同社の出荷台数は上半期比で5割増が見込めると話した。25日付工商時報が報じた。

 梁副董事長は、第3四半期は見通しが立っているが、第4四半期は不透明だと述べた。ただ、第4四半期にマイクロソフト(MS)のウィンドウズ8.1(Windows8.1)がリリースされ、タッチパネル価格が下がりさえすれば、ノートPCの出荷増が見込めると語った。

 タブレットPCの低価格化が業績を圧迫するとの見方に対し、梁副董事長は、価格は安くても粗利益率はノートPCと変わらず、利益の源の1つと述べた。

 中国での賃金上昇に伴い、同社は今年、工場の機械化を進めており、15%の人員削減を見込む。

 また、同社は3~5年以内にノートPC以外の売上構成比を5割以上に引き上げる目標だ。特にクラウド・コンピューティング産業に注力する。林百里董事長は、ブランド構築には10年以上かかるが、企業向けで一定以上の地位を築きたいと述べた。