ニュース 電子 作成日:2013年6月25日_記事番号:T00044389
ヒ化ガリウム(GaAs)エピタキシャルウエハーの全新光電(VPEC)は24日、スマートフォン市場が今年、フィーチャーフォン(従来型の携帯電話)の市場規模を超えるとみられることから、GaAsの需要増に備えて平鎮第2工場(桃園県)の建設を進めており、今年第3四半期に量産に入る見通しだ。25日付工商時報が伝えた。
業界では、世界最大手のIQEが最近、競合のRFMD、KopinのGaAsエピタキシャル結晶部門を買収し、世界シェアを50%近くに高めている。
これに対抗し、VPECは既存顧客上位3社によるGaAsエピタキシャル結晶の発注量の半数以上を受注し、世界シェアを昨年の25%から来年には30%以上にまで伸ばすことを目標に掲げた。
GaAs業界では、ウエハーから切り取ったダイのサイズの微細化が進んでおり、GaAsエピタキシャル結晶の需要に影響が出るのではないかとの見方がある。これについて、黄朝興総経理は「GaAsの市場規模が拡大している上、ダイの微細化は散熱の都合上、既に極限に近づいており、需要は楽観できる」と述べた。
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