ニュース 社会 作成日:2013年6月26日_記事番号:T00044397
中国山東省出身の人権派弁護士、陳光誠氏がこのほど台湾を訪れ、25日午前に立法院内で演説した。陳氏は演説に先立ち、立法院で与野党が議場で押し合いへし合いするのを目にしたことについて、1989年の天安門事件を引き合いに出し、「通りに戦車で乗り込むよりも、立法院で押し合っていたほうがよい」と感想を述べ、居合わせた人から喝采を浴びた。26日付蘋果日報が伝えた。

演説会場では多くの聴衆から歓迎を受けた(25日=中央社)
陳氏は同日、超党派の国際人権促進会の招きにより、立法院の別棟である群賢楼で「人権は両岸和平の基礎だ」と題する演説を行い、演説後には議場を視察した。
陳氏は記者団から台湾の民主と自由を体験できたかと問われたのに対し、「当然だ。特にメディアが真っ先にやって来たさまを見て、言論の自由が最も重要な自由だと感じた」と述べた。
陳氏は26日には民進党の蘇貞昌主席を表敬したほか、夕方には台南市の成功大学で講演を予定している。
陳氏は盲目の人権活動家で41歳。2005年に地元山東省で一人っ子政策をめぐる集団訴訟を起こしたことをきっかけに有名になるが、当局にマークされ、長年自宅軟禁下に置かれた。陳氏は昨年塀をよじ登り、軟禁から脱出。最終的には国際的な圧力を受けた中国政府が米国への出国を認めた。
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