ニュース その他分野 作成日:2013年6月27日_記事番号:T00044421
台湾では他国・地域に比べ極めて速いスピードで高齢化が進んでおり、新たな消費層として高齢者の重要度が高まっている。工業技術研究院(工研院)の報告によると、台湾における健康食品、介護、高齢者用住宅など高齢者向け産業の市場規模は2025年に3兆6,000億台湾元(約11兆7,000億円)に成長すると予測されており、産業界で対策が急がれている。27日付工商時報が報じた。
経済部工業局は、世界市場における健康・介護産業の生産額は15年に5,970億米ドルに成長すると試算。台湾の産業界は医療、ハイテク分野での蓄積を足掛かりに台湾および世界市場の開発が可能で、高齢者介護関連産業への投資額はここ数年で3,500億元に達すると予測している。
また行政院国家科学委員会(国科会)の朱敬一主任委員は、「台湾は大陸(中国)に比べ、10年早く高齢化が進んでおり、この経験を基に医療、ハイテク、文化などのサービス業を輸出すれば、膨大な商機を創出することが可能だ」と強調した。
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