ニュース 公益 作成日:2013年6月27日_記事番号:T00044423
現在、ごみ収集費用の住民からの徴収は、台北市、新北市、台中市石岡区では専用のごみ袋を購入させることで、その他県市では水道の使用量に従う制度を採用している。しかしこうした制度は公平性に欠けるとして環境保護署(環保署)は「重量制」に変更することを検討している。早ければ年内に台北市および新北市で試験的に実施し、状況を見て全土に適用する方針だ。27日付蘋果日報が報じた。
「重量制」導入後の費用について関係者は未定としながらも「現行制度と大差ない1キログラム当たり5〜8台湾元(約16〜26円)を考えている」と語った。
しかし、同紙が台北市の専用ごみ袋(5リットル)で計測したところ、不要紙をいっぱいに詰めた場合の重さは0.77キログラムで、「1キログラム当たり5元」で計算すると3.9元となり、ごみ袋1袋分の価格1.8元の2.1倍となった。
また、重量制での支払い方法はごみ収集車の後方に重量測定器を設置し、「悠遊カード(イージーカード)」で料金を支払うシステムとなる見通しで、「ごみを捨てるために行列に並ばなければならなくなる」と反対の声も上がっている。
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