ニュース 医薬 作成日:2013年6月27日_記事番号:T00044428
新薬開発の台湾浩鼎生技(OBIファーマ)は26日、株主総会を開き、張念慈董事長は、末期乳がんワクチン「OBI822」、「OBI821」の台湾での第3相臨床試験が予定より早く進んでおり、来年第1四半期には完了するとの見通しを示した。臨床試験は香港、インドでも同時に行われている。同社は2016年までに行政院衛生署の認可を取得し、発売にこぎ着けたい構えだ。27日付蘋果日報が報じた。
同社はまた、もう一つの適応症である卵巣がんに対する第2相臨床試験を近く開始する。
張董事長は「2つのワクチンは直接的免疫療法に当たり、生存期間と再発防止期間を従来の療法より50%延ばすことが目標だ」と説明した。
このほか、中央研究院からライセンスを取得した膵(すい)がん治療薬「OBI833」は、来年にも人体臨床実験を開始する。
同社は年内に15億台湾元(約49億円)の増資を行い、欧米での臨床試験やその他研究開発(R&D)に充てる構えだ。
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