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B&NのタブレットPC撤退、ペガトロンへの打撃は限定的【表】


ニュース 電子 作成日:2013年6月27日_記事番号:T00044437

B&NのタブレットPC撤退、ペガトロンへの打撃は限定的【表】

 米書店チェーン最大手のバーンズ・アンド・ノーブル(B&N)がタブレット型パソコン「ヌック」の生産停止を発表したが、受託生産の和碩聯合科技(ペガトロン)はアップルの受注があるため、大きな打撃は受けない見通しだ。27日付工商時報が報じた。

 B&Nは2009年にカラーの「ヌック」を発売し、アマゾン・ドット・コムへの対抗からわずか259米ドルの低価格設定で、昨年第1四半期にタブレットPC世界市場でシェア4位入りを果たした。受託生産は初代機種の英業達(インベンテック)から、昨年発売の2代目はペガトロンに切り替えられたが、証券会社の予測によると、市場競争の激化から今年の出荷量は150万~200万台にとどまる。

 「ヌック」のサプライチェーンは他に、液晶パネルが元太科技工業(イーインクホールディングス、EIH)、タッチパネルが宸鴻集団(TPKホールディング)、バックライトモジュールが中強光電(コアトロニック)だ。