ニュース 電子 作成日:2013年6月27日_記事番号:T00044438
タッチパネル搭載ノートパソコンの需要が低迷する一方で、友達光電(AUO)や群創光電(イノラックス・旧奇美電子)といった台湾の大手液晶パネルメーカーは、垂直統合や大規模な生産能力を抱える強みを生かして同製品向けタッチパネルの受注獲得に注力している。両社は共に規格品を大量生産する戦略で、一般のタッチパネル専業メーカーを15〜20%下回る価格を実現しており、ノートPC向けタッチパネル市場において通年で計10%のシェアを獲得すると予測されている。27日付電子時報が報じた。
第3四半期に見込まれていたタッチパネル搭載ノートPC需要の高まりが予想を大きく下回る見通しとなる中、ノートPCブランドや組立メーカーはタッチパネルコストを抑制することで製品価格を引き下げて購買意欲を喚起したい考えとされる。
こうした中、AUOが開発した「eTP」やイノラックスの「innotouch」といった汎用型統合タッチパネルが注目を集めている。なお「innotouch」はこのほどマイクロソフトの認証を取得しており、ノートPCメーカーが第3四半期発売の新機種向けに積極的な交渉を進めているという。
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