ニュース 建設 作成日:2013年6月28日_記事番号:T00044458
遠雄企業集団(ファーグローリー)傘下の遠雄人寿保険が台北市の信義計画区A1区画に保有する「遠雄信義金融大楼(遠雄金融センター)」10階のオフィス(156.75坪)がこのほど、総額2億9,000万台湾元で売却された。坪単価は185万元(約608万円)で、台湾のオフィス物件としては過去最高を更新した。購入者は遠雄金融センターの土地の前所有権者、海達投資。28日付工商時報が報じた。
遠雄人寿は2008年に、海達投資が大株主となっている企業から129億元で同用地を購入。今年1月に32階建ての遠雄金融センターが完成し、遠雄グループの傘下企業が22〜32階を使用、その他フロアは他の企業に賃貸しており、売却するのは今回が初めてだ。また信義計画区A1区画においてオフィス物件が売買されるのも過去3年で初めてのケース。
坪単価過去最高額での取り引きに不動産コンサルタント会社シービー・リチャードエリス(CBRE)台湾支社の陳頌民・代理部総監は、「双方が同エリアの将来性を好感していることがうかがえ、周辺物件の相場上昇につながる」と指摘した。
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