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「経済刺激列車」、景気てこ入れ構想に着手


ニュース その他分野 作成日:2013年7月1日_記事番号:T00044481

「経済刺激列車」、景気てこ入れ構想に着手

 張家祝経済部長は28日、投資、消費、輸出、省エネ、法規緩和という5つの面から景気をてこ入れする「経済刺激列車」構想に着手することを決めた。29日付経済日報が伝えた。


張経済部長。消息筋によれば、投資面では今後少なくとも月2回は会議を行い、問題解決を図るという(28日=中央社)

 張経済部長は今後、自らが中心となる会議を開き、30件の投資案件の障害除去に取り組んで、9月末までに2,500億台湾元(約8,300億円)の投資を促進したい構えだ。

 経済刺激列車構想は、行政院による13項目の短期経済対策に呼応し、経済のファンダメンタルズ(基礎的条件)において、経済体質や投資環境を強化し、成長の永続化を図るのが狙いだ。

 経済部は行政手続きや法律の緩和に取り組み、9月までに企業合併買収法(企業併購法)の改正案を立法院に提出するほか、関係官庁で企業の研究開発(R&D)投資控除年限の延長にも取り組んでいく。