ニュース 電子 作成日:2013年7月1日_記事番号:T00044494
ノートパソコン受託生産大手の広達電脳(クアンタ・コンピュータ)は昨年末に傘下メーカーが放熱モジュールの生産を終了し、全量を外部からの調達に切り替えたとの市場観測が出ている。1日付蘋果日報が報じた。
クアンタはかつて、プラスチック筐体の射出成形を行う展運電子が放熱モジュールに参入し、一定の自社調達率を保っていた。タブレット型PC人気でノートPC市場が縮小する中でのこうした観測に対し、クアンタ広報は明言を避けた。
業界関係者によると、展運電子の生産能力は月100万セット以上で、クアンタが必要とする300万~500万セットから計算すると、自社調達率は2~3割だ。展運電子が放熱モジュールから撤退すれば、クアンタは外部からの調達を増やし、超衆科技(CCI)、力致科技(フォースコン・テクノロジー)、双鴻科技(オーラス・テクノロジー)が恩恵を受ける見通しだ。
業界では、9月にインテルが発売する中央演算処理装置(CPU)で発熱問題が根本的に解決し、放熱モジュールが不要になると予測されている。
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