ワイズコンサルティング・グループ

HOME サービス紹介 コラム グループ概要 採用情報 お問い合わせ 日本人にPR

コンサルティング リサーチ セミナー 経済ニュース 労務顧問 IT 飲食店情報

華南金控の福建海峡銀出資、交渉難航で棚上げ


ニュース 金融 作成日:2013年7月2日_記事番号:T00044503

華南金控の福建海峡銀出資、交渉難航で棚上げ

 華南金融控股の劉灯城・新董事長は1日、華南銀行の中国・福建海峡銀行(本店・福建省福州市)への出資計画について、価格などの面で交渉が難航したため、棚上げしたことを明らかにした。劉董事長は「報告を受けた上で、出資計画を今後どう進めるかを決めたい」と説明した。2日付聯合報が伝えた。

 華南金控では、王栄周董事長の定年退職に伴い、台湾金融控股董事長だった劉灯城氏が横滑りで新董事長に就任した。

 華南銀は福建海峡銀に20%を出資する方向で、過去2年にわたり交渉を進めてきた。華南銀幹部は「価格や董事枠の配分などで結論に至っていない」と述べた。また、約30%を出資する大株主の福州市政府が出資比率の引き上げ意思を持っていることも交渉に影響を与えた。

 一方、政府系金融持ち株会社のトップ異動で、劉灯城氏に代わる台湾金控董事長は曽銘宗・財政部政務次長が暫定的に兼務することになった。