ニュース 電子 作成日:2013年7月2日_記事番号:T00044515
IC設計最大手、聯発科技(メディアテック)とタッチスクリーン・コントローラIC大手の義隆電子(ELAN)の製品がこのほど、ソニーモバイルの中国向けスマートフォン「エクスペリアC S39h」に採用され、初めてソニーの携帯電話のサプライチェーン入りを果たした。両社の下半期出荷に大きく貢献する見通しだ。2日付工商時報などが報じた。
エクスペリアC S39hは、中国の通信キャリア、中国聯合網絡通信(チャイナ・ユニコム)向け製品として先ごろ発表され、5インチディスプレイを搭載したミドルエンド製品で第3四半期の発売が見込まれている。業界関係者によると新興国市場における機能フォン(フィーチャーフォン)からスマートフォンへの買い替え需要をターゲットにした製品だ。
メディアテックはクアッドコアプロセッサー「MT6589」を供給。同社は今年のスマートフォン向けチップの出荷量を2億セットと予測しているが、証券会社は2億5,000万~3億万セットとの見方を示した。
ELANは同社の特許技術である複数の指で操作可能なマルチタッチ機能が採用され、6月から既に出荷を開始している。ELANは需要見通しを好感し、今年は1,000万セットの出荷目標を掲げているが、一部証券会社は1,200万〜1,500万セットも狙えると予測している。
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