ニュース 政治 作成日:2013年7月2日_記事番号:T00044522
謝長廷・元民進党主席は1日、中国・広東省深圳市で現地進出の台湾企業で構成する深圳台商協会の関係者と座談会を開いた。民進党幹部が中国で台湾企業関係者と会うのは異例。2日付中国時報などが伝えた。
謝元主席は出席者たちの意見に熱心に耳を傾けメモを取っていた(1日=中央社)
これに先立ち、謝元主席は先月30日、中国国務院台湾事務弁公室(国台弁)の張志軍主任と会談した。
これについて出席者からは「とても勇気がある行動だ」と称賛する声が上がる一方、民進党内で対中政策をめぐり対立があることを念頭に、「あなた(謝元主席)の考え方を民進党が受け入れなければ、永遠に事態打開はない」との声も出た。
中台サービス貿易協定に民進党が反対していることに関しては、出席者からは「まず反対ありきだ」との不満も漏れた。
謝元主席は冒頭のあいさつで、「民進党が過去に台湾企業を訪問すると言えば、相手はけんかをしにきたと考えたようだが、私はけんかをしに来たのではない。台湾企業の要望を知るためのルートを開きたい」と呼び掛けた。
一方、謝元主席の今回の訪中をめぐっては、予想通り民進党内部で激しい反発の声も上がった。姚嘉文・元考試院長は「謝元主席の考え方は民進党の立場とは異なる。民進党を離党すべきだ」と批判。游錫堃・元行政院長は「中国の目的は台湾を丸ごと奪い取ることだ」と警戒感をあらわにした。
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