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統一速達が中国でサービス拡大、宅配事業で現地大手と提携【表】


ニュース 運輸 作成日:2013年7月3日_記事番号:T00044528

統一速達が中国でサービス拡大、宅配事業で現地大手と提携【表】

 物流サービス大手、統一速達は2日、中国の同業2位の円通速遞と手荷物宅配サービス分野での事業提携を発表した。両社は同日、中国から台湾への手荷物宅配サービスを開始。台湾から中国への宅配は今月末に開始の予定で、所要日数は平均4~5日を見込んでいる。3日付工商時報などが報じた。


統一速達の許晋彬総経理(右)と円通速遞の相峰総裁(左)。中台の手荷物宅配サービス事業のパイオニアになることを目指す(円通速遞リリースより)

 統一速達はこれまで、中国での宅配サービスは営業所を持つ上海市に限られていた。円通との提携により、今後は北京、上海、深圳の積み替えセンターを通じて中国の主要地域への配送が可能となる。同社は企業間商取引(B2B)、企業と一般消費者間の取引(B2C)での利用や、中国人観光客による台湾で購入した土産物を中国へ送る需要に期待している。

 円通の配送サービスは中国1,600都市をカバーしており、ソニー、ZARA(ザラ)、IBM、P&Gなどの海外大手企業を顧客にしている。