ニュース 医薬 作成日:2013年7月3日_記事番号:T00044530
中天生物科技(マイクロバイオ)の路孔明董事長と懐特生技新薬(ファイトヘルス)の李成家董事長は2日、立法院が今月中に採決する「生技新薬産業発展条例」改正案について、公立病院で台湾人が独自開発した新薬を優先的に採用することを盛り込むよう共同で呼び掛けた。3日付経済日報が伝えた。
両董事長は、同条例が医療器材のみを対象としている点を挙げ、「新薬開発の『ラスト・ワンマイル』を無視しており、10年以上にわたり、10億台湾元(約33億円)以上を投資してきた先駆者が野垂れ死にしてしまう」と不満を表明した。
業界関係者は「政府が大規模病院で国産新薬を優先的に使用すれば、製薬業界の活性化につながる」と指摘した。
一方、両董事長は、既に販売が認可された新薬について、一部の病院が補足的な臨床試験を要求するケースがあると指摘した。これについて、行政院衛生署食品薬物管理局(FDA)は「既に認可を取得した商品について、補足的な臨床試験を要求してはならず、事実とすれば重罰を下す」と警告した。
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