ニュース 電子 作成日:2013年7月3日_記事番号:T00044542
韓国の液晶パネルメーカー、サムスンディスプレイとLGディスプレイ(LGD)が中国で新たに設置する第8.5世代工場2基が稼働を控える中、業界関係者によると、両社は同工場で新サイズとなる48、49インチ製品の生産に注力する方針とされる。中国メーカーもこれに追随して同サイズの供給に参入する見通しで、既存の46、47インチ製品および台湾メーカーが投入する50インチ製品市場に影響が出そうだ。3日付電子時報が報じた。
韓国パネルメーカーの中国8.5世代工場は、サムスンディスプレイ蘇州工場(江蘇省)が年内、LGDの広州工場(広東省)は来年の量産開始が見込まれている。46、47インチ製品価格の下落が続いていることや、より生産効率が高いことから、同世代工場では48、49インチ製品を生産し、新たな市場開拓を図る考えとされる。
韓国メーカーの動きに追随し、中国のパネル大手も48インチ製品に注力する方針だ。昨年第4四半期に同サイズ製品の量産を開始している深圳市華星光電技術(CSOT)のほか、京東方科技集団(BOEテクノロジーグループ)が年内に供給開始、南京中電熊猫液晶顕示科技も将来的な参入を計画しているという。
なお、台湾メーカーの参入について同紙は、短期的には可能性が低いとの見方を示している。
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