ニュース 公益 作成日:2013年7月4日_記事番号:T00044550
中国鋼鉄(CSC)は3日、港湾運営会社、台湾港務公司・台中支社と台中港の第2埠頭(ふとう)および電力専用区(約80ヘクタール)の土地租借に関する同意書を交わし、同地を台湾初の洋上型風力発電産業園区として開発すると発表した。投資額は少なくとも50億台湾元(約166億円)以上と同社は予測している。4日付工商時報が報じた。
洋上型風力発電建設や運営管理関連の生産額は2030年に7,000億台湾元(約2兆3,000億円)に達する見通しだ(CSCリリースより)
CSCは、政府が進める「風力発電機(陸上・洋上)1,000基」設置計画を好感し、洋上型風力発電産業のサプライチェーン構築を目指す考えだ。8月の董事会でエネルギー開発会社設立に向けた準備部門の設置について決議し、9月に産業園区への企業誘致を開始する見通しだ。
風力発電産業園区はCSCのほか経済部工業局や金属工業研究発展中心(金属センター、MIRDC)などが中心となって推進していく予定で、協力企業としてCSCは、▽先進複材科技(エーテック・コンポジッツ)、風力発電機用ブレード▽東元電機(TECO)、発電機▽台湾中油(CPC)、燃料▽上緯企業(スワンコー)、関連設備▽永伝能源(タイワン・ジェネレーションズ)、同▽台湾電力(台電)──などを想定している。
台湾のコンサルティングファーム初のISO27001(情報セキュリティ管理の国際資格)を取得しております。情報を扱うサービスだからこそ、お客様の大切な情報を高い情報管理手法に則りお預かりいたします。
ワイズコンサルティンググループ
威志企管顧問股份有限公司
Y's consulting.co.,ltd
中華民国台北市中正区襄陽路9号8F
TEL:+886-2-2381-9711
FAX:+886-2-2381-9722