ニュース 金融 作成日:2013年7月4日_記事番号:T00044555
金融持ち株会社の富邦金融控股は3日、中国の上海を拠点とする台湾系銀行、華一銀行(ファースト・シノ・バンク)を買収するため、グローバル預託証券(GDR)を発行すると発表した。発行価格は1ユニット当たり12.17米ドルで、総額8億5,000万米ドルを調達する。4日付蘋果日報が伝えた。
主幹事の証券大手JPモルガンによると、台湾企業によるGDR発行としては過去6年で最大規模で、台湾の金融機関としては過去最大規模の発行となる。GDRはルクセンブルク証券取引所に上場される。
今回のGDR発行で、富邦金控の資本金は現在の953億5,200万台湾元から1,023億元(約3,400億円)に膨らむことになる。
富邦金控は、華一銀の株式80%の取得を目指しており、既に同行の大株主である宝成国際集団(PCC)から株式譲渡を受けることで合意に達しているとされる。台湾の金融監督管理委員会(金管会)による認可は既に取得済みで、9月までには中国側の監督機関による認可が見込まれている。
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