ニュース 自動車・二輪車 作成日:2013年7月4日_記事番号:T00044564
大億集団傘下の大億科技(ケンモス・テクノロジー)は今年、主力の液晶ディスプレイ用バックライトモジュール事業に加え、自動車部品事業に参入し、好調な業績を収めている。30%を出資しているアルミ用ペダル、荷台フェンスなどを手掛ける輪安企業(台南市安定区)は東南アジア市場を好感し、下半期にもタイに工場を建設する予定で、日米などの自動車メーカーの受注獲得を目指すことを明らかにした。4日付経済日報などが報じた。
また、輪安企業が近く実施する増資を引き受け、出資比率を50%以上に引き上げ、大億から董事長、総経理を派遣する予定だ。輪安企業は今年の売上高は6億台湾元(約20億円)、2016年には16億元を見込んでいる。
自動車用のサンシェード(日よけ)を生産する皇田工業(マカウト・インダストリアル、台南市永康区)にも20%を出資しており、今年は両社から1億5,000万元の持ち分法利益が期待できるとの見通しだ。呉董事長は「輪安企業と皇田工業は企業体質や成長について楽観している。今後はさらに1~2社の投資先を模索し、自動車部品関連事業の規模を拡大したい」と述べた。
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