ニュース 商業・サービス 作成日:2013年7月5日_記事番号:T00044584
日本国内でカネボウ化粧品が販売した「美白効果」をうたった化粧品を使用した39人に肌がまだら状に白くなる症状が出たとして、同社がアジアで販売している54種類の商品を自主回収をすると発表した問題で、台湾では19種類の商品が回収対象となることが分かった。
東方美は鄭娟芳副董事長(右3)が記者会見で謝罪した。同社は40年にわたりカネボウの代理店を務めている(4日=中央社)
問題の化粧品は、同社が独自に開発した「ロドデノール」という美白成分を含んだ商品で、これまでに28万230本が販売されている。
カネボウ化粧品の台湾代理店、東方美は4日記者会見を開き、「インプレスIC」「ブランシールスペリア」シリーズの19種類の商品の販売を中止し、来月10日まで他の商品との交換を受け付けると発表した。ただ、市中には並行輸入品が多いとして、返金には応じない。
5日付蘋果日報によると、行政院衛生署の担当者は、今回自主回収の対象となったカネボウ化粧品の商品は、台湾で発売されてから2年がたつが購入者から異常があったとの通報はないと表明した。
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