ニュース その他製造 作成日:2013年7月8日_記事番号:T00044616
台北地方法院検察署は5日、太陽電池用シリコンウエハー大手、緑能科技(グリーン・エナジー・テクノロジー)で経営陣による株式のインサイダー取引があった疑いが強まったとして、12人から事情聴取を行った。7日付聯合報が伝えた。
検察は同社が昨年、業績見通しを下方修正した前日、緑能科技の株式に売り注文が異常に増えており、大株主が情報開示後の株価下落を恐れ、持ち株を放出したとの疑いを強めている。
検察は一時、林和龍執行長(CEO)と林士源総経理の身柄を拘束したが、関係者の事情聴取が終了後、林和龍CEOは150万台湾元(約500万円)、林蔚東董事、林士源総経理は100万元、その他容疑者は10万~50万元で保釈された。
林蔚東董事は「董事を務めているが、実際には会社経営に関与しておらず、重大な情報について知らなかった。株式売却は持ち株の調整が目的だった」と主張。林和龍CEOは「妻の意向で株式を売却した」と述べたほか、林士源総経理は「金銭が必要で株式を売却した」と述べ、いずれも容疑を否認した。
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