ニュース 政治 作成日:2013年7月10日_記事番号:T00044663
日本政府が9日に閣議決定した「2013年版防衛白書」は、中国のミサイル攻撃能力について、「中国は台湾を射程に収める短距離弾道ミサイルを多数保有しており、台湾には有効な対処手段が乏しいとみられる」と指摘した。10日付聯合報が報じた。
白書は中台の軍事バランスについて、「中国は軍事力の近代化を急速に進め、中台の軍事バランスは全体として中国側に有利な方向に変化している」と分析し、今後の中台の軍事力の近代化や、米国による台湾への武器売却などの動向に注目していく必要があると指摘した。
白書はまた、▽陸軍力は中国が圧倒的な兵力を有しているものの、台湾本島への着上陸侵攻能力は限定的▽中国は近年、大型揚陸艦の建造など着上陸侵攻能力の向上に努力している▽海・空軍力は、中国が量的に圧倒するのみならず、台湾が優位であった質的な面でも、近年、中国の海・空軍力が着実に近代化されている──などとした。
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