ニュース 金融 作成日:2013年7月10日_記事番号:T00044668
金融持ち株会社、永豊金融控股(シノパック・フィナンシャル・ホールディングス)は9日、傘下の永豊銀行(バンク・シノパック)が計画している中国・南京市(江蘇省)における子銀行設立について、同国の金融監督機関、中国銀行業監督管理委員会(銀監会)の認可を得たことを明らかにした。同行は台湾の銀行で初めて中国に子銀行を設立することになる。10日付工商時報が報じた。
永豊金の広報担当者は「既に子銀行設立に向けた準備に着手しており、6カ月以内に営業を開始したい」と語った。なお南京子銀行の資本金は20億人民元(約330億円)、所在地は現在の建鄴事務所近くを予定している。
また南京子銀行の業務について「初年度は主に外国為替業務を主とし、2年間で黒字を計上すれば全面的な人民元業務が可能となる」と説明。支店との違いについては「個人相手の業務に直接参入でき、消費者金融、小額預金、クレジットカードの発行などの業務を手掛けることができるほか、支店に比べ速く拠点網を拡大することが可能」と強調した。
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