ニュース 機械 作成日:2013年7月10日_記事番号:T00044677
工作機械の業界団体、台湾区機器工業同業公会(TAMI)の統計によると、上半期の機械設備の輸出額は94億米ドルで前年同期比6%減、台湾元換算では2,778億元(約9,340億円)で同6.2%減となった。また6月の輸出額は17億370万米ドル(前年同月比2.2%減)、台湾元換算で508億元(同2.1%減)だった。上半期の減少は、台湾元の米ドルに対する下落幅が、日本円や韓国ウォンより小さかったことが影響した。10日付工商時報が報じた。
王正青・同公会秘書長は、世界市場は機械設備の供給過剰により買い手市場となっており、今年の台湾の輸出規模縮小は避けられないと指摘した。ただ、6月の輸出額は前年同月を下回ったものの中国向けが0.9%増加しており、第3四半期は輸出が徐々に好転する可能性があると語った。
またある業者によると、大手メーカーは現段階で第3四半期または第4四半期初めまで受注見通しが立っているが、中小メーカーは通貨安の追い風を受けた日韓メーカーと低価格での受注競争を強いられ、苦戦しているという。
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