ニュース 電子 作成日:2013年7月10日_記事番号:T00044682
10日付電子時報によると、半導体メーカーによる第3四半期のパッケージング・テスティング(封止・検査)発注状況から、ファウンドリーの生産が前期ほど活発でないことが読み取れる。半導体メーカーは川下の顧客の出荷見通しが悪く、発注を一時ストップして最終製品の需要動向をうかがっている。第3四半期がファウンドリー景気の山になりそうだ。
今年に入り、内外の半導体メーカーによる発注が相次ぎ、台湾積体電路製造(TSMC)の28ナノメートルプロセスはフル稼働、聯華電子(UMC)の40ナノプロセス、中芯国際集成電路製造(SMIC)の90ナノプロセスまで受注が満杯となっている。
半導体業界関係者によると、ファウンドリー産業では、最大手のTSMCの業績がまず好転し、中堅以下が続く。業績が下がるのは中堅以下が先で、最後にTSMCが落ち込む。このため、第4四半期に中堅以下のファウンドリーのウエハー投入枚数が落ち込むかが、ファウンドリー業界の景気を占う鍵となる。
台湾のコンサルティングファーム初のISO27001(情報セキュリティ管理の国際資格)を取得しております。情報を扱うサービスだからこそ、お客様の大切な情報を高い情報管理手法に則りお預かりいたします。
ワイズコンサルティンググループ
威志企管顧問股份有限公司
Y's consulting.co.,ltd
中華民国台北市中正区襄陽路9号8F
TEL:+886-2-2381-9711
FAX:+886-2-2381-9722