ニュース 電子 作成日:2013年7月10日_記事番号:T00044684
ファウンドリー世界最大手、台湾積体電路製造(TSMC)がこのほど、20ナノメートル製造プロセスで生産を開始した。ザイリンクスが9日にテープアウト(設計完了)を発表し、世界初の20ナノによるPLD(プログラマブル・ロジック・デバイス)とオール・プログラマブル・デバイス誕生となる。従来予測より2カ月早め、同業他社に半年以上のリードを見せつけた。業界関係者は、TSMCは年末には16ナノプロセスで試験生産に入り15年に量産と、微細化の1年短縮でインテルに受注を奪う隙を与えないと指摘した。10日付経済日報などが報じた。
半導体設備メーカーの推測によると、TSMCの20ナノプロセスは初期段階でウエハー投入枚数5,000枚、第3四半期は1万枚以上まで徐々に増やし、来年第1四半期末には月産能力が3万~4万枚に増える見通しだ。
TSMCは先日、アップルの次世代iPhoneとiPadのプロセッサー「A7」を20ナノプロセスで生産する契約を締結したとも報じられている。
ザイリンクスは28ナノプロセスに続き、20ナノ、16ナノの立体構造トランジスタ(FinFET)でもTSMCと提携する。一方、FPGA(フィールド・プログラマブル・ゲート・アレイ)のライバル、アルテラは先日、14ナノFinFETではインテルと手を組むと表明している。
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