ニュース 社会 作成日:2013年7月11日_記事番号:T00044689
中央気象局によると、大型の台風7号(アジア名・ソーリック)は11日午後2時半現在、鵝鑾鼻(屏東県恒春鎮)の東840キロメートルの海上にあり、時速22キロで西北西に進んでいる。12日午後2時には宜蘭の東南東約330キロに達し、夕方ごろから東北部、東部、北部などが順次暴風域に入る見通しだ。中央気象局では、台風7号によって猛烈な雨と風がもたらされる恐れがあるとして住民に警戒を呼び掛けている。
台東県の離島、緑島と蘭嶼からは、観光客など2,300人が増便措置が取られたフェリーに乗って本土の富岡港に避難した(11日=中央社)
台風は現段階で台湾北部の海岸をかすめるルートが予想されているが、上陸する恐れもあるという。12日夜から13日の午前中にかけて台湾に最も接近し、13日午後に中国福建省に上陸するとみられる。台風の中心気圧は925ヘクトパスカル、暴風圏は風力7級(風速50~61キロ)が半径280キロで、10級(風速89~102キロ)が半径100キロ。中心付近の最大風速は毎秒51メートル、最大瞬間風速は毎秒63メートルだ。
台風7号の進路は、1996年7月に宜蘭県に上陸し、死者51人、行方不明者22人の大きな被害を出した台風9号(アジア名・ハーブ)と似ており、警戒感が高まっている。
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